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プロジェクトの目的

  • 東日本大震災以降培われた水や泥・砂にまみれた「被災写真」の救済ノウハウを広く一般に伝え被災地をサポートすることで、近年頻発する風水害において1枚でも多くの写真を救済し、被災された方、ご家族の心の支えの一助に資することを目的としています。

経 緯

  • 東日本大震災では、持ち主がわからない多くの被災した写真が発生し、いまも返却活動が続いています。
  • 岩手県、宮城県、福島県では、2019年3月現在も1,300,000枚にも及ぶ被災写真があり、10年を迎えるいまも被災した方やそのご家族、ご遺族がいまもなお写真を探しにいらっしゃる現状があり、日々写真がその方々にとってどんなに大切なものかを実感してきました。
    写真を見つけた方からはたとえば「全部流されたので見つけたときは嬉しかった」「大切な思い出、歴史のひとこまをいただいた」「子どもの過去が戻って嬉しい」「長く続けてほしい、まだあきらめきれない」などといった言葉が寄せられています。
  • 東日本大震災で主に陸前高田市や釜石市の写真救済活動をしてきた写真洗浄のボランティア有志は、2015年の鬼怒川水害以降の風水害において、写真応急処置「できるだけ早く乾燥すること」を呼びかけてきました。
    しかし当然のことながら災害直後、被災者あるいは被災自治体、社会福祉協議会においては、当然生命や日々の暮らし、生業の再生等が優先されることから、結果として「写真が救える」こと自体が被災された方に伝わることなく捨てられてしまうケースも出てきてしまっていました。
  • 西日本豪雨災害では、現在倉敷市真備町において倉敷市社会福祉協議会のもと「あらいぐま岡山」が地域の方々とともに主に持ち主がわかっている写真の救済活動を行っています。
    しかしここでも残念なことに写真が救済できることを知らずに捨ててしまったことを後悔する声を数多く聞くことになりました。泥だし時にボランティアに遠慮して言い出せなかった人もいらしたようでした。
  • こうしたことから、限られたメンバーで動くのではなく被災をされた方やそのご家族にとって大切な歴史、宝物でもある写真を少しでも多く救うことができるように、東日本大震災で培われてきた被災写真救済のノウハウ、思い出の品返却のノウハウを、写真の救済に取組む多くの仲間とともに伝えていきたいと考え、ネットワークを設立を考えるに至りました。

団体について

◯名 称:被災写真救済ネットワーク
(2019年当初任意団体として設立しましたが、長期にわたる地盤固めを行うために、2021年1月に(一社)三陸アーカイブ減災センターのプロジェクトの一つに位置づけられました。)
◯プロジェクト代表(共同代表):
*秋山真理 一般社団法人三陸アーカイブ減災センター代表理事
 「陸前高田市思い出の品」「釜石市思い出の品(震災拾得物)」返還促進業務等に従事
*福井圭一 「あらいぐま岡山」顧問、「課外のあらいぐま」代表。
 「あらいぐま岡山」は、現在倉敷市社会福祉協議会と連携して真備町写真洗浄活動に従事

facebook: @rescuephotonet
twitter: @rescuephotonet

主な活動内容

  • 被災写真の応急処置のノウハウの普及啓発。手順のビデオ公開等
  • 写真の洗浄等の拠点紹介、活動状況、ボランティア等の募集状況のリンク集
  • 被災地で写真洗浄活動を開始しようとしている個人・団体への立ち上げ支援、サポート・マッチング
  • 被災写真救済方法のワークショップの相談・受付(被災地以外での開催では、若干の人件費と写真・アルバム等の材料費、交通費等の実費はご負担いただくことをお願いする見込み)
  • 思い出の品を扱う自治体の支援(災害廃棄物処理から持ち主への返還ノウハウ)
  • 上記活動に伴う費用にあてさせていただく寄付・協賛金の募集

お問い合わせメール:infoあrescue-photo.net (「あ」を「@」に変えてください)